約1300年の歴史を誇る焼き物のまち瀬戸は、古来より「良質の土」とともに歩んできました。1918(大正7)年にこの地に生まれた丸仙陶器原料も、「水簸(すいひ)」ひとすじに力を尽くし窯業原料・化粧品原料の製造に取り組んでいます。
大正から令和へ。100有余年の歳月は、私たちの暮らしや技術に大きな進化をもたらしました。丸仙陶器原料の「水簸粘土」も、陶磁器のみならず碍子(がいし)や衛生陶器などのセラミック原料として、様々な形でご活用いただいています。
創業以来受け継がれてきた「水簸」の作業工程は、一見すると懐かしい風景に写るかもしれません。しかし、1㎛の世界で土の精度を高める「水簸」の技術は、令和のモノづくりにも寄与するものと考えています。ますます高度化する時代に、熟練の技術と商品でオーダーメイドのサービスを。丸仙陶器原料は、これからもお客様のご要望にお応えするため、安心安全な商品を安定した環境でお届けしていきます。
瀬戸市前田町に製土工場として丸仙陶料製造所を創業。磁器土を主体として製造に乗り出す
釉薬部門を増設
丸仙陶器原料株式会社と社名変更。陶磁器用坏土、釉薬の製造に邁進する
水簸粘土製造に着手
瀬戸市惣作町に水簸工場を新設
事務所を新設し、本社を現在地 瀬戸市惣作町に移転
化粧品原料製造に着手。設備を拡大。品野工場創設
岐阜県土岐市下石町に下石工場創設
創立100周年